生物工学実験Ⅲ(応用微生物学実験)

生命工学科の3年次では、専門科目の通常授業と並行して、生物工学実験を履修します。月曜日から金曜日まで、午後は全て生物工学実験に費やされます。これは実験科目に多くの時間をかけることにより、実際に手を動かして生命現象を自分の目でみて考える力を養うためです。

生物工学実験Ⅰでは生物化学実験、Ⅱでは微生物や動物細胞の培養工学実験、Ⅲでは応用微生物学実験、Ⅳでは遺伝子工学実験を履修します。

以下に、生物工学実験Ⅲ(応用微生物学実験)の様子を紹介します。

この学生実験では酵母、カビ、細菌、放線菌といった有用微生物の取扱い技術(無菌操作法、培養法など)、肉眼的観察技術、顕微鏡観察技術(グラム染色 法、形態観察法など)、乳酸菌や放線菌(抗生物質生産菌)の分離応用技術、アルコール発酵技術などを徹底的に修得し、卒論研究やそれ以降の大学院、企業で 研究を行っていく基礎力を養います。

3年生は数人のグループに分かれて実験をします。教員の他、4年生や大学院生がティーチングアシスタントとしてマンツーマンで指導に当たります。右上はグラム染色を行っている写真です。

微生物を純粋に培養する無菌技術は、微生物のみならずES細胞等を扱う上で重要です。3年生の実験でこの技術を完全にマスターしていきます。微生物の接種は除菌された空気が流れるクリーンベンチの中で行います。

顕微鏡観察技術は生命工学の研究を行っていく上で、必要不可欠です。自分で微生物の標本を作製し、顕微鏡下で観察します。スケッチの完成に授業終了時までかかることもあります。

顕微鏡での観察した形態は、詳細なスケッチ、顕微鏡写真として記録していきます。これらの実験結果は毎日、実験終了後にレポートとして提出します。

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