特別講義III:西野達哉先生「実践 バイオインフォマティクス解析」

2017年09月26日|お知らせ

2017年(平成29年)9月20日(水)~21日(木)、S1号館S1-21講義室にて特別講義III‘生命工学研究の最前線’を開催し、東京理科大学 基礎工学部 生物工学科 准教授の西野達哉先生をお招きし、「実践 バイオインフォマティクス解析」というタイトルで特別講義を行っていただきました。
近年の生命科学は生体分子の配列解析や構造解析を通じて膨大な情報がデータベースに蓄積されています。本講義では、そのような生命情報を取り扱うバイオインフォマティクスを学びました。西野先生によると、バイオインフォマティクスとは「基本的には生物学であり、実験室ではなく、パソコンやコンピューターを使って行う生物学」ということができます。その範囲は実験生物学と同じく幅広く、配列解析(DNA→RNA→タンパク質配列の比較・予測)、トランスクリプトーム(発現する転写産物の種類と量の予測や解析)、細胞内ネットワークの解析からシステム生物学(生体内代謝反応を方程式化してパソコン内で実現)まで含めて考えられます。
講義では、それらの中からタンパク質の配列や立体構造の取り扱いや活用法を理解し、データベース利用法や立体構造描画法を学び、生命科学の理解を深めることを目的としました。特にタンパク質構造を舞台とした情報解析は「構造インフォマティクス」と呼ばれ、構造と情報の単なる足し合わせを超えた新たな研究分野として台頭しつつあります。そのような先端科学について、参加学生はおのおの自身のパソコンを持参し、必要なソフトウエアのインストールなども含め、提示された課題をリアルタイムに解決しながら理解を進める演習方式により、バイオインフォマティクスを実践してもらいました。成績評価も先端的、課題の作業ファイルをEメールで西野先生に送信し、採点をしていただきました。西野先生、ありがとうございました。


 


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