卒業生からのメッセージ

濱田 賢慈
エースコック株式会社
生命工学科 平成17年度卒
修士平成19年修了

『学生生活で学んだ事』
何故、山梨大学の生命工学科に進学を決めたのか?

私の場合、進学を決める際に特定の分野に強い関心が有った訳でなく、漠然と生命工学って面白そうだなという思いがあり、進学を決めました。高校では生物を選択しておらず、大丈夫かなという思いも有りましたが、入学してからでも十分生物の知識が補えるよう講義が組まれており、大変助かりました。

私が在学していた当時の授業内容は、学部の1、2年生は生命工学の基礎が中心の内容でした。もちろん、生命工学以外の講義も多く選択出来て、その講義を通じて様々な知見を深める事が出来ると思います。3年生からは微生物や細胞を使用した学生実験が始まります。3年生の学生実験では、初めて本格的な実験に触れると思います。但し、学生実験では、決まった手順で正確に実験を行う事を目的としている為、得られる結果はある程度決まっています。

4年生になり研究室に配属してからは実験の毎日です。私が所属していた研究室ではキノコ等の真菌類が、免疫細胞に対してどのような効果が出るかの研究をしており、修士卒業までの3年間が学生生活の中で悩んだり苦しんだりしながらも、一番充実していたと思います。また、生命工学科の研究の場合、動物細胞を使用した実験を行なう機会も多くあり、工学部キャンパス内での実験設備では十分な実験を実施出来ない場合が出てきます。その場合は、医学部のキャンパスでの実験も出来ます。私自身も半年間医学部のキャンパスで研究を行なった経験が有り、全く新しい環境に触れる事で多くの知見が得られ、絶好のステップアップに繋がる機会だと思いました。

日々、研究や実験をしていれば、得られた結果から次の実験に対して新たに何をしなくてはならないかを考え計画、実行する必要が出てきます。その際に十分に考え抜く力を身につけていれば、卒業してからも絶対に役に立つと思います。

現在、私は食品会社に勤務して開発研究の仕事に就いています。仕事で日々新しい試作品を作る際、試作手順、方法等、常に考えて実践する必要が有り、大学時代に培った基礎的な力が役に立っていると感じております。
 

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