在学生からのメッセージ

榊原 唯起
大学院医学工学総合教育部
平成23年度 生命工学専攻 修士課程2年

平成23年7月16日に開催された「日本生物工学会若手研究者の集い夏のセミナー」において、本学大学院生命工学専攻修士2年の榊原唯起さんが優秀発表賞を受賞いたしました。本セミナーでは、修士・博士課程の学生やポスドクを中心とした若手研究者が最新の研究成果を発表し、研究内容およびプレゼンテーション等に優れた発表者数名が表彰されます。榊原さんは「半硬質チーズの保存中における品質劣化と微生物相変化の解析」を発表して受賞しました。

日本生物工学会若手研究者の集い夏のセミナー2011
ポスター賞を受賞して

 この度、私は日本生物工学会若手研究者の集い夏のセミナーにおいて発表し、ポスター賞を受賞いたしました。まさか受賞できるとは思ってもおらず、非常に驚いております。

 私は今回、長期保存中の半硬質チーズの品質劣化に及ぼす微生物の影響について発表を行いました。
一般的に、乳酸菌はチーズの製造過程で乳酸を生産し、チーズのpHを低く維持することにより他の細菌の増殖を抑えていると考えられています。そこで、温度や保存期間ごとにチーズ中の乳酸菌等の微生物の生存数、風味、pH、細菌相の変化を解析しました。その結果、保存中に乳酸菌が増加し、それにともないチーズの苦味が増すことや、保存中に細菌相の変化があることがわかりました。引き続き、より詳細な細菌相解析や、チーズの成分変化についても解析を進め、品質劣化の少ない保存条件の確立を目指したいと考えています。

 今後はこの受賞に慢心することなく研究を続け、新たな発見が出来るように努力していきたいと思います。これまでに、ご指導いただきました宇井教授、大槻准教授、野田准教授、矢崎技術専門職員に感謝いたします。また、ユニオンチーズ株式会社様には実験に使用するチーズを提供していただき、御礼申し上げます。最後に様々なご協力をいただきました研究室の皆様にお礼申し上げます。 


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