在学生からのメッセージ

藤巻 慶弘
大学院医学工学総合教育部 
人間環境医工学専攻 
平成23年度 生命情報システム学コース 博士課程2年

博士課程に進んで
博士課程と聞かれて皆さんはどのようなイメージを持たれるでしょうか?よほど勉強が好きだとか優秀、はたまた変わり者といったイメージを持たれているかもしれません。実際のところ私自身は勉強が好きでも優秀でもありません。(変わり者という点は合っています)そんな私が博士課程に進学した理由ですが、簡単にいえばやっている研究が面白いという理由です。

 大学入学当時はただ漠然と生物に興味がある程度で何をやりたいということははっきりとしておらず、博士課程進学など考えてもいませんでした。そんなこんなで月日が経つのは早く、研究室を決めなければならないという時期になりました。どうしようかと迷っているときに新しい先生が来るという話があり、思い切ってその研究室を選択しました。(変わり者たる所以です)それが事の始まりでした。私が現在携わっている研究は、ナノテクノロジーとバイオテクノロジーの融合領域ナノバイオエンジニアリングの研究を行っています。この分野は、生命分子の機能を超える分子の創生、実際の細胞など生命システムにおける複雑性の解明に向けた研究が行われている比較的新しい分野です。

 最初はわけもわからず、怒られてばかりの毎日でしたが、興味を持ち調べてみると実に面白く、新しい知識を得ることの楽しさや浮かんでくるアイディアと向き合うという研究の面白さに気付きました。そして、どこまでこの研究をやれるか試してみたいという理由から博士課程に進学し今に至ります。日々、研究に悪戦苦闘していますが、多くの論文や人と関わり新しい知識を得て、浮かんだアイディアを形にしていく環境というのはとても充実しており、自分には合っている環境だと思っています。

 参考になったかわかりませんが、意外なところから興味を持ちその道を進んでいくというのも人生の醍醐味ではないでしょうか。たとえ、自分が望んでいない環境であったとしてもその状況を楽しみ、そこで精いっぱい頑張るということはどんなことでも共通のことだと私は思います。

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