データサイエンスに関する教員向け研修会を開催しました。
生命工学科では、令和４年度よりバイオ・メディカルデータサイエンス特別コース（仮称）を設置予定です。設置に先立ち、令和3年4月28日（水）に教員向けの学科内研修会を開催しました。今回は、大正製薬 医薬事業部門 情報検索室の高橋俊哉 様から「製薬業界におけるデータサイエンスの活用事例と求められる人材像」と題してご講演をいただきました。
近年、AI（人工知能）やデータサイエンスといったデジタル技術は生命工学分野において最も活用すべき技術の一つとなっています。そのため、これらデジタル技術の担い手となる若い研究者や技術者を育成することが急務となっています。本講演では、生命工学科でデータサイエンスを学んだ学生の輩出先として考えられる製薬業界から講師をお招きしました。
ご講演ではデータサイエンスの基礎的な概念から活用事例を学び、質疑応答では学生にどのような意識づけをしながらデータサイエンス教育をしていくか、などを議論いたしました。議論した内容は、今後のカリキュラム構築や学生指導に役立てられています。
生命工学科では、引き続き、学生の質向上に向けた教員の勉強会を継続的に開催していきます。
参考HP：
【重要なお知らせ】令和4年度から生命工学科にバイオ・メディカルデータサイエンス特別コース（仮称）を設置予定です。