教員・研究室紹介

医薬分子工学研究室

医薬分子工学研究室

 医薬分子工学研究室では、PURE system、遺伝暗号リプログラミング技術、高速試験管内分子進化法などの最新のバイオテクノロジーを用いて、新規分子標的ペプチド化合物(ケミカルバイオ医薬品化合物)の超高速同定を行い、様々な疾患(がん、自己免疫疾患、動脈硬化症、アルツハイマー型認知症、糖尿病、アトピー性皮膚炎、喘息など)に対する医薬品開発や病態解明に関する研究を行なっています。

 また、新規疾患原因遺伝子の同定や細胞生物学研究にも役立つ新しいケミカルバイオテクノロジーやプロテオミクス技術を開発する研究を行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

微生物やウィルス遺伝子由来の精製したリボソーム、RNAポリメラーゼ、アミノアシルtRNA合成酵素、翻訳因子、tRNAで再構成したin vitro転写・翻訳システム(PURE system, Polypeptide synthesis Using Recombinant Elements system)により、量的に多様なペプチド化合物ライブラリーを構築。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セントラルドグマの中心にある遺伝暗号の人工的な自在な書き換えを可能にする遺伝暗号リプログラミング技術(遺伝暗号拡張技術)により、質的に多様なペプチド化合物ライブラリーを構築。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数兆種類からの超ハイスループットスクリーニング(SELEX)を可能にするin vitro virus法を用いた高速試験管内分子進化により、創薬標的分子結合ペプチド化合物を超高速同定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・研究室の学生は、修士課程に全員進学しています。
・修了生は全員、製薬企業の研究職に就いています。
・博士課程進学者も毎年います。
・博士課程進学者は、国から毎月20万円を3年間受け取って大学院生活を送る日本学術振興会・特別研究員DC1に採用されています。
・特に優れた研究業績により、学生支援機構・第一種奨学金の『全額』返還免除対象者に選ばれた修士学生もいます。
・博士課程だけではなく、修士課程の学生も全員、学会発表をしています。・発生工学特別教育プログラムに参加し、学会発表の費用援助などが受けられます。

川上研では、研究に熱意のある学生さんを大募集しています。是非、私達と一緒に研究しましょう!

川上研HP

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